誰でも良いという訳ではない

民主に期待する気持ちは解る。


結局のところ自民がダメなのは判った。民主もダメかどうか、とにかく一度やらせてみようという気持ちは大きい。

それでは党の政策がよければ、候補者個人の資質はどうでもよいのだろうか。
党本部としては、民主党の幟を持って立っていれば、案山子でも当選できると思っているのだろう。
案山子でも犬でも猫でも当選できればいいのかというとそんな訳はない。
衆議院議員総選挙小選挙区制を中心にして行われているということは、選出された議員はその選挙区を代表しているのである。その議員が箸にも棒にもかからない人間ではまことに困る。

やはり、資質に欠ける候補者は民主党候補であっても落とすべきだろう。
新聞各紙の調査では民主300議席という予想が出ている。絶対安定多数の遥か上だ。
さすがにどうしようもない候補者というのはごく一部であろうから、そういった候補者が落選しても民主党の政権奪取は揺るがないだろう。

各選挙区でダメ候補が落選した結果、民主党惨敗ということになったら、民主党も所詮それまでの党ということに過ぎない。そういう候補者選びしかできなかったのだから。